忍者ブログ

哲学 学術と考察

哲学 学術と考察

ルサンチマンの類型 自己犠牲の見返りがないケース

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。

ルサンチマンの類型 自己犠牲の見返りがないケース

自己犠牲の力によって、自分を犠牲にしている対象への依存度が高く、仮にそれを失った時には「がっかり」するでしょう。 このがっかりを回避するために、異なった意見や指針があるとムキになります。そして勝てないとわかれば、ルサンチマン、つまり奴隷精神の方向へ進みます。幸せとはこういうことだ、それに向かうには、この解釈が正当なのだ、という自己説得です。
ルサンチマンは解釈変更による自己説得です。自己犠牲を行ったものの見返りがないケースで解釈変更が起こり、何とか自尊心を保とうとします。この「自己犠牲の見返りがないケース」の解釈変更もルサンチマンの類型です。
PR

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。

プロフィール

HN:
哲学屋
性別:
非公開

哲学 考察

哲学、ニーチェ、退廃的・デカダンス、虚無主義、厭世主義